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「トコトン!神沢利子展」へ行ってきた(mixiの日記より)07/12/20

先週の初めに、8日から三鷹で行われている
「トコトン!神沢利子展」を訪れた。

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市民の手で作られ、自分も少し制作に携わった神沢利子作品の世界を表したジオラマの、その完成を見るのが一番の目的だったので、まずはジオラマの前へ一目散に走り、馬鹿のようににっこにっこ笑いながら興奮してジオラマに食い入り、一緒に行った友達に「これこれ見て、ここ僕が作った」とか、「これ見てよ、これ作った人すごいんだよ!」「わ〜」「ひええ〜〜」とか今思えばかなりみっともない姿だったのではと思うほどに、ひとりではしゃいでいたのだけれど、、落ち着いて、展示室の壁面を飾る絵本原画の展示を見始めると、ほとんど言葉にならないほどに、圧倒的に興奮を通り過ぎて深く静かに感動していた。

「原画の力」は圧倒的だった。

児童文学作家、神沢利子さんの作品を描く、赤羽末吉、片山健、スズキコージ、瀬川康男、あべ弘士、西巻茅子、平山英三、長新太等、 そうそうたる画家たちの原画約130点。 神沢利子さんでなければありえないこの画家たちの作品集は、ほんとうにぜいたくな空間で、いつまでも味わっていたいような、もったいないような、、とにかく、すごい、、自分の語彙の貧しさが実にくやしい。。

原画のかたわらにその絵本の中の言葉がある。

そしてそこに関連する、神沢さんの別の出典から導かれてきた、興味深い文や言葉。決して押し付けがましくないけどしっかりと展示企画者の深い意図が伝わり、その企画者の抑制された姿勢がうかがえる、とてもいい展覧会だと強く感じた。(ぼくもその実行委員メンバーだけど、身内びいきといえるほど、ぼくはこの企画に深く関わっていないので、これは身内びいきではない、と一応言っておきたい。)

夕方でそのあと別の用事があり、一時間程度しかいられなくて、まだまったく見足りない気分だった。一日中でもいられるような味わいのある展覧会で、また、観に行くつもりだ。

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(ジオラマ制作担当 若山卓 群馬県在住 絵描き・きこり)

 
   
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