今年の3月の芸術文化センターでの神沢利子展は、いろんな切り口でその魅力が表現されていて、とても見ごたえのあるものでした。そして8月14日〜9月2日、三鷹図書館(本館)に巡回展がやってくることになりました。
前日いっぱいかけて、プロジェクトのメンバーによる展示の設営が行われ、正面玄関を入った目の前に“どうしての木”の垂れ幕がかかりました。入り口から始まって、児童コーナーの壁や柱のあちこちにパネルが飾られ、そしておはなしのへやには北斗七星が美しく配置されました。
図書館にとっても新しい試みでしたが、夏休み中、平日でも平均1,400人くらいが図書館を訪れる中、子どもの本には興味がないのでは? と思われる人々も、けっこうパネルに足を止めていました。そばに神沢利子さんの本を別置したところ、貸出しにもつながりました。
そして8/22(水)の一日限定イベント“くまの子ウーフの日には”、午後のおはなし会+映画会にはなんと127人の参加があり、満員御礼でした。中学生や大学生のボランティアが一生懸命、神沢さんの作品のパネルシアターやペープサートを上演してくれました。その会場に展示しておいたウーフなどの本が、絵本を中心に50冊以上もいっぺんに貸し出されたのには驚きました。そこで「ウーフのおうちが一階に来てるよ。」とPRしたところ、その後のおはなしのへやは子どもでいっぱいでした。
夜のおとなひろばにも30人以上の参加があり、みなで神沢さんの洒脱な語りに酔いしれました。
私は三鷹ゆかりの作家の本を貸出す時はできるだけ、「三鷹に住んでいる人が書いたんだよ。」などと声をかけることにしているのですが、最近神沢さんに関しては「知ってる!」という反応がよくあります。そして本の貸出も増えていますし、このプロジェクトの裾野はどんどん広がっているようです。
図書館の巡回展を終えて、このプロジェクトが様々な能力を生かしたボランティアの方々の働きによって支えられていることを実感しました。12月からの「トコトン! 神沢利子展(仮称)」は必ず見に行きます、もう一息、がんばって下さい。
(三鷹図書館本館 岩間恵子)

→休館日、閉幕後の実行委員による撤去作業の様子です。
(8/22(水)の一日限定イベントの様子は前のブログに掲載しています)